チケットの取引相手から「ログイン情報を教えてください」と言われて、「これって大丈夫?」と不安になっていませんか。
結論から言うと、ログイン情報の共有には大きなリスクがあります。 まずは落ち着いて、何が危険で、どうすれば安全に受け渡しできるのかを確認していきましょう。
まず知っておきたいこと(30秒でわかる)
ログイン情報の共有 = アカウントそのものを相手に渡すこと
これは、家の鍵を他人に渡すようなものです。個人情報の流出、アカウントの乗っ取り、規約違反など、さまざまなリスクがあります。
ほとんどのチケットサービスには正規の分配機能があります。ログイン情報を渡す必要はありません。
まず確認する3つ
- チケットサービスに分配機能があるか確認する(ある場合はそちらを使う)
- ログイン情報の共有を求める取引相手には、正規の分配方法を提案する
- もし共有してしまった場合は、すぐにパスワードを変更する
受取URLとログイン情報の違い
混同しやすいので、まず違いを整理しましょう。
受取URL
チケットを受け取るための専用リンクです。多くのチケットサービスで、分配機能を使うと発行されます。
- 受け取る側はこのURLからチケットを自分のアカウントへ移す
- 有効期限が設定されていることが多い
- アカウントそのものへのアクセス権限は渡していない
正規の分配機能が発行するURLは、基本的に安全です。
ログイン情報(ID・パスワード)
チケットサービスのアカウントそのものにアクセスできる情報です。
- アカウント内のすべての情報を見られる
- 個人情報(氏名・住所・メールアドレス・登録クレジットカード情報)にアクセスできる
- チケット以外の操作(購入・キャンセル・会員情報変更)もできる
これを他人に渡すのは非常に危険です。
ログイン情報を共有するとどんなリスクがある?
リスク① 個人情報の流出
アカウントには多くの個人情報が登録されています。
- 本名・住所・電話番号
- メールアドレス
- 登録しているクレジットカード情報
- 過去の購入履歴
これらすべてを相手に見られてしまいます。
リスク② アカウント乗っ取り・悪用
相手がログイン情報を記録しておけば、後からでもあなたのアカウントにアクセスできます。
- 勝手にチケットを購入される
- アカウントのパスワードを変更されて、自分が入れなくなる
- 登録クレジットカードを不正利用される
リスク③ チケットサービス側の規約違反
多くのチケットサービスでは、アカウントの貸し借りや共有が規約で禁止されています。
規約違反が発覚すると、アカウントが停止される可能性があります。せっかく貯めたポイントや、今後のチケット購入ができなくなるリスクがあります。
ログイン情報を教えてほしいと言われたら
取引相手から「ログイン情報を教えてください」と言われた場合、以下のように対応しましょう。
断り方の例文
丁寧に、でもはっきりと断ることが大切です。
例文① 「アカウントの共有はリスクがあるので、公式の分配機能を使いたいです。〇〇(チケットサービス名)の分配機能で送らせていただけますか?」
例文② 「規約でアカウントの貸し借りが禁止されているため、正規の方法で受け渡しさせてください。」
例文③ 「個人情報保護のため、ログイン情報の共有は控えさせていただいています。別の方法で対応できませんか?」
相手が強引に求めてくる場合
「ログイン共有しないと取引できない」と言われた場合は、取引自体を見直すことをおすすめします。正規の方法を提案しても聞き入れない相手は、信頼できない可能性があります。
安全な受け渡し方法
正規の分配機能を使う
ほとんどのチケットサービスには、ログイン情報を渡さずにチケットを送れる分配機能があります。
- e+(スマチケ)
- ローソンチケット
- AnyPASS
- ticketbook
- MOALA Ticket
各サービスの公式ヘルプで「分配」「同行者」などのキーワードで検索してみてください。
チケテンを使う
相手が決まっているなら、プライベート出品でリンクを送るだけで安全に完了できます。ログイン情報やスクショを渡す必要はありません。
やってはいけないこと
受取URLとログイン情報を混同する
「URLなら教えても大丈夫」と思って、ログイン情報を送ってしまうケースがあります。必ず確認してから送信しましょう。
共有後に放置する
もしログイン情報を共有してしまった場合は、すぐにパスワードを変更してください。「もう取引が終わったから大丈夫」と放置するのは危険です。
他のサイトでも同じパスワードを使い続ける
ログイン情報を共有したアカウントと同じパスワードを、他のサービスでも使っている場合は、そちらも変更することをおすすめします。
すでにログイン情報を共有してしまった場合
焦らず、順番に対応しましょう。
ステップ① すぐにパスワードを変更する
まず最優先で、そのアカウントのパスワードを変更してください。
ステップ② 登録クレジットカードの利用明細を確認する
不正な購入がないか、クレジットカードの明細を確認してください。不審な利用があればすぐにクレジットカード会社に連絡を。
ステップ③ チケットサービスの公式サポートに連絡する
アカウントの不正利用が疑われる場合は、チケットサービスのサポートに状況を説明してください。
ステップ④ 他のサービスでも同じパスワードを使っていたら変更する
同じパスワードを使い回していた場合は、他のサービスでもパスワードを変更しましょう。
よくある質問
Q. 受取URLなら教えても大丈夫ですか?
正規の受取URLはチケットサービスが発行するもので、基本的には問題ありません。ただし、フィッシング目的の偽URLに注意し、公式アプリ・メール経由で確認してください。
Q. ログイン情報を教えてしまいました。何をすればいいですか?
すぐにパスワードを変更し、登録しているクレジットカードの利用明細を確認してください。不審な場合はチケットサービスとクレカ会社に連絡を。
Q. 相手がログイン共有しか方法がないと言っています
そのような状況でも、主催・チケットサービスに問い合わせれば別の方法が見つかる場合があります。ログイン共有しないと無理、というのは正しくないケースがほとんどです。
Q. 家族なら共有しても大丈夫ですか?
家族であっても、規約で禁止されている場合があります。また、トラブルを避けるためにも、正規の分配機能を使うことをおすすめします。
Sources(参考リンク)
最終更新:2026年2月16日