2025/9/25 · ビジョン · チケテン編集部
チケテンの目指すエンタメとチケットの未来
私たち、合同会社ワクステが掲げるビジョンは──
「次のステージに、もっとワクワクを。」
この言葉は単なるキャッチコピーではありません。
私たちが挑戦する全ての事業の根底には、 「人々がもっと自由に活動できる社会をつくりたい」 という想いがあります。
これまで領域を問わず挑戦を重ねてきましたが、いま本気で取り組んでいるのが、エンタメとチケットの未来です。
エンタメに立ちはだかる2つの壁
ライブや舞台、スポーツ観戦。心を震わせる瞬間を共有することは、エンタメの最大の喜びです。 しかし、その裏側で人々の自由を奪ってきた大きな課題が存在します。
- 不健全な「転売」の問題
- 固定化された座席という常識
この2つにどう立ち向かい、どう未来を描くのか。そこにこそ、チケテンの存在意義があります。
「転売」の闇と光
まず触れたいのは 「転売」 です。
営利目的でチケットを買い占め、本来ファンであるはずの人たちから機会を奪い、高額で売りさばく。──いわゆるダフ屋行為。これは文化を食い物にする行為であり、断じて許されません。法律に基づく「不正転売」として厳しく取り締まられるべきであり、チケテンも出品削除やアカウント停止など徹底した対策を行っています。
しかし、同じ 「転売」 という言葉で語られる中には、 健全で自然な営み もあります。
たとえば、事情があって行けなくなったチケットを、本当に行きたい人に譲ること。譲った側は次の公演にそのお金を使い、結果としてエンタメ全体が盛り上がる。これは営利目的の転売とは全く異なり、不正転売禁止法の対象でもありません。
それなのに、 この二つが一括りに「転売」と呼ばれ、同様に批判されてしまう現実 があります。
その結果、たくさんの時間とお金をかけてエンタメを支えてきたファンまでもが批判の対象となり、安心してチケットを譲ることすら難しい状況に追い込まれています。
チケテンは、この二つを明確に区別します。
なんでもかんでも一方的に断罪するのではなく、健全で自由な取引の場を守ることに尽力しています。
違法要件を満たさず、客観的な証拠に基づかない報告によってユーザーに不利益な措置を行うことはありません。
私たちは信じています。
健全で開かれた二次流通の場を守ることが、エンタメの未来を広げる力になる。
参考 :チケット不正転売禁止法について
固定化された座席という常識を変える挑戦
次に取り上げたいのが、 「座席」 というテーマです。
これまでのチケット流通は「座席は固定されたもの」という前提の上に成り立ってきました。けれど、会場に足を運んだときの気持ちの高まりや仲間との距離感によって、「どの席で観たいか」が変わるのは自然なことです。
「もっと近くで味わいたい」
「今日は少し落ち着いて楽しみたい」
そんな瞬間的なニーズに応える仕組みがあってもいいはず。
私たちは、この 「座席体験のアップデート」 にこそ、エンタメの未来を広げる可能性があると考えています。
最高の時間を、最高の場所で過ごせる自由。
その実現のために、チケテンはテクノロジーを駆使し、安全性と快適さを守りながら新しい仕組みを模索していきます。
座席に縛られない観覧のかたち。 それはライブ体験全体を最適化し、かつてない感動を生み出すはずです。
チケテンが切り拓く未来
エンタメは、人の心を動かし、人生に彩りを添えるもの。
だからこそ、チケットは単なる「入場券」ではなく、その人の想いが込められた大切な証です。
私たちは、その想いを食い物にする不正は排除します。
その一方で、ファン同士の支え合いや体験の自由度を広げる健全な仕組みを守り、進化させます。
「次のステージに、もっとワクワクを。」
この言葉を胸に、チケテンはエンタメとチケットの未来を切り拓き続けます。
どうかこれからの挑戦にご期待ください。